リハビリコラム【カルシウムについて知ろう!!第2弾】

『リハビリコラム』【カルシウムについて知ろう!!!第2弾】

カルシウムとは、骨を強くするだけではなく他にもいろんな役割があると前回お伝えしました✨(まだ前回のブログを見ていない方は、是非チェックしてみて下さい!)皆さんは、どうしたらカルシウムを摂取できるの?カルシウムが不足したらどうなる?等いろいろ疑問があると思います❗そこで今回は、前回に引き続きカルシウム(食事編)についてお話していこうと思います?

 

早速ですが、カルシウムが不足したらどうなる・・・❓

長時間不足状態が続くと、骨密度(骨の強度)が低下してしまい、骨や歯が弱くなってしまいます。それにより、高齢期、特に閉経後の女性では骨粗鬆症が起こりやすくなります。また、乳児では骨の発達障害が起こりやすくなってしまいます。骨や歯以外にも、神経や筋肉の興奮が高まり、テタニー(筋肉の痙攣)やてんかん(全身の痙攣)が起こります。

 

逆にカルシウムを過剰摂取しすぎるとどうなるの❓

高カルシウム血症や高カルシウム尿症、泌尿器系結石、前立腺がん、便秘などの様々な健康障害が起こります。日本人の通常の食品からの摂取では、過剰摂取になることは稀ですが、サプリやカルシウム強化食品を使用する場合は注意が必要です‼

 

じゃあ、どうしたらカルシウムを摂取できるの?

効率的にカルシウムを摂取するには、牛乳や乳製品が最適と言われています。牛乳・乳製品を中心に、小魚、海藻、豆類、野菜などの食品からバランスよくとりましょう❗また、脂質異常症(高脂血症)などで脂質の摂り過ぎが気になる人は、低脂肪乳に変更したり、牛乳が苦手な方はチーズやヨーグルトに変更したり、料理に加えたりして工夫すると良いでしょう?

実は、薬と相性の悪いものもあるんです・・・

⭐牛乳

骨粗鬆症治療薬や抗生物質、便秘薬の中にはカルシウムと結合して吸収が低下し、効果が弱まってしまうものがあります。

⭐納豆・青汁・クロレラ

これらにはビタミンKが多く含まれています。ビタミンKは血液をサラサラにするワルファインという薬の働きを妨げ、効果を弱めてしまうので、摂取しないで下さい‼

余談ですが、骨を強くするには更に、ビタミンD・ビタミンKが必要らしいです?

ビタミンと呼ばれる栄養素の多くは、私たちの体の中で作ることができないため、食事などで外から摂取しなければなりません。

ビタミンDとビタミンKが摂取できる食品ってなんだろう・・・?

⭐ビタミンK(骨密度をアップするために重要)

加齢やダイエット、女性ホルモンの低下によって、骨密度は低下していきます。若いうちからカルシウムの吸収を助けるビタミンKとビタミンDを一緒に摂り、骨密度のアップを心掛けましょう?

⭐ビタミンD(健康な骨を維持していくには必要な栄養素)

ビタミンDは骨へのカルシウムの沈着を調節し、骨形成を促します。骨の健康に欠かせない栄養素というと、私たちはまずカルシウムを思い浮かべますが、ビタミンDの助けがあってこそのカルシウムが効率的に活用されるのです。ビタミンDは食事以外に、日光を浴びて私たちの体の中でも作り出すことができます!そのため、ビタミンDは別名「サンシャインビタミン」とも呼ばれるそうです☀ビタミンDを補うために、冬であれば1時間程度、夏なら木陰で30分程過ごすよう、心がけましょう‼日光浴するだけで、ストレス解消や集中力アップ、気持ちが明るくなるなどの良い効果も期待できます?

 

余談もありましたが、カルシウムについて少しは詳しくなりましたか❓いろいろお伝えしてきましたが、カルシウムやビタミンD、ビタミンKを摂取しすぎるのもあまり良くないので、無理のないようにして下さい‼また、現在飲んでいる薬との相性等もあるので、注意して食事をし、健康な体作りをしていきましょう?

 

 

 

  
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